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zoom RSS LCCスクート(Scoot/酷航) 台北→東京 搭乗レポ

<<   作成日時 : 2013/01/06 21:17   >>

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2012年10月末から台北桃園→東京成田間の運航を開始した、シンガポールのLCC(格安航空会社)スクート(Scoot/酷航/TZ)の搭乗レポートをお届けします!

※以下は執筆時点での私の体験を基に記述しているため、不正確な可能性があります。また、憶測で記述している箇所もあるので、あくまで参考程度にご覧ください。

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■準備編(2012年10月上旬)

・時刻/運行路線の検索&予約

時刻/運行路線の検索と予約は、基本的にWEBサイト( http://www.flyscoot.com/ )で行う。WEBサイトはメニュー程度しか日本語化されておらず、ほとんどの情報は英語で記載されている。電話予約も可能だが、手数料30SGD(約2400円)が必要。旅行会社経由の予約は、ANA系の予約システム(INFINI)を導入している代理店の一部で可能な模様だが、基本的には難しいと考えたほうが良い。

電話予約センターは24時間営業で、AM7:00〜PM9:00の間のみ日本語対応もある。電話番号は東京の番号だが、実際には外国(フィリピン!?)で電話対応している模様。電話対応は明るくフレンドリーだが、対応する係員の日本語能力に課題があり、日本語では用件を伝えきれない場合もある。問題がある場合は英語で言えば意思疎通が可能かと思われる。

予約受付は、運行スケジュール決定と連動して開始される模様。2013/1/6現在では、2013年の夏スケジュール(2013年10月26日)までの予約を受け付けている。


・運賃

運賃は、オプション一切無しの「Fly」、15kgの預け手荷物がセットになった「FlyBag」、預け手荷物と機内食がセットになった「FlyBagEat」、ビジネスクラスの「ScootBiz」の4種類に分けられている。※最も安い「Fly」は、預け手荷物が別料金になる。

LCCは基本的に空席連動型運賃なので、空席予測に応じて運賃が変動する。セールなどの突発的なイベントを除けば、基本的には早い時期に予約したほうが安く、出発間際になるほど運賃は高くなる。

出発の48時間前までは、オプションの変更が可能。まずはFlyで予約しておき、あとから預け手荷物や機内食を追加することも可能。空港カウンターで預け手荷物を追加すると、WEB申込みよりも高い追加料金が発生するので、なるべく48時間前までにWEBでオプションを追加しておくのがBetter。

エコノミークラス(ScootBiz以外)の座席指定は有料。青色の一般座席は5SGD(約400円)、黄色の広い座席は15SGD(約1200円)、非常口座席など足を伸ばせる座席は33SGD(約2600円)の座席指定料金が必要。

運賃は片道ごとの計算なので、大手航空会社のように往復で購入しなくても構わない。往復よりも片道×2のほうが安い事もあるので、往復の予約を入れる場合は、片道の運賃も確認したほうが良い。(※ただし片道×2で予約すると、クレジットカード手数料が2回分発生するので注意)

運賃は最初の出発地の通貨で計算・請求される。たとえば東京→台北の片道なら日本円、台北→東京の片道なら台湾元、東京→台北→東京の往復なら日本円、台北→東京→台北の往復なら台湾元で計算・請求される。(レガシーキャリアと同様に、運賃は出発地の物価と連動しているので、物価の安い国を出発地にしたほうがお得な場合が多い)


・発券・支払い

支払いには、クレジットカード(VISA/Master)が必要。2012年10月時点では、AMEXやJCBは利用できなかった。支払い時には3Dセキュアでの認証が行われるので、クレジットカード会社のログイン画面(カード利用明細を閲覧するページ)のID/Passwordがわからないと、支払いを完了できない。

クレジットカード手数料9SGDは、予約ごとに発生する模様。まずはFlyで予約発券して、2ヵ月後に手荷物20kg(1000円)をオプションで追加してみたが、クレジットカード手数料(Convenience Fee)は1回分しか請求されなかった。※実際の決済は、予約発券時と手荷物追加時の合計2回行われた。

支払いが完了すると、登録したe-mailアドレス宛に、PDFファイルでEチケットが送信されてくる。


・準備編の感想

預け手荷物が有料な点を除けば、レガシーキャリアのWEBサイトで航空券を予約するのと同様。ただし電話の日本語対応(言葉づかい等)は驚愕!!で、LCCとはこのようなものかと実感させられた。


■ノボテル台北桃園国際空港 (2013年1月4日)

・台北発東京行きは、エアポートホテル必須!

2013年1月現在、台北発東京行きのスクート便の出発時刻はAM6:50なので、この1時間前のAM5:50までにチェックインを完了する必要がある。(チェックインは出発3時間前のAM3:50から開始している模様)

たとえばAM5:00にチェックインカウンターに到着するためには、台北市内をAM4:00に出る必要があるが、これはかなり厳しいので今回はエアポートホテルに宿泊することにした。

桃園空港周辺にはホテルがいくつかあるが、今回は無料で空港送迎を行っていて、空港にも近い「ノボテル台北桃園国際空港(Novotel Taipei Taoyuan International Airport/台北諾富特華航桃園機場飯店)」を選択した。
http://www.novoteltaipeiairport.com/jp/
http://www.accorhotels.com/ja/hotel-6701-novotel-taipei-taoyuan-international-airport/index.shtml
http://www.china-airlines.co.jp/hello/vol054.html

※City Suites航空館は、空港送迎が無い割りに値段も高かったので見送った。


・送迎バスは事前予約

Novotel Taipei Taoyuan International Airportは、空港ターミナルとホテルの間で無料の送迎バスを運行している。ホテル発はAM5:30が始発で、以降は30分おきの出発(空港までの所要時間は5分)。空席があれば予約無しでも乗れるが、スクート便のチェックインにギリギリ間に合うAM5:30発は需要が高いので、事前に予約しておく必要がある。
http://www.novoteltaipeiairport.com/jp/location.asp ※日本語版
http://www.novoteltaipeiairport.com/tw/location.asp ※中文版(時刻表の記載あり)

※できれば部屋を予約する際に、送迎バスの予約も行ったほうがBetterかもしれない。

※空港(ターミナル2)発ホテル行きは、毎時20分/50分に送迎バス発着所(空港バス乗り場の並び)から出発。ターミナル1の出発時刻は毎時15分/45分。

なお高速鉄道の桃園駅や、桃園市内からの送迎も、事前に予約しておければ行ってもらえる模様。今回はチェックイン当日にホテルに電話をして、高速鉄道の桃園駅に迎えに来てもらおうとしたが、すでに予約が一杯とのことで断られてしまった。

高速鉄道の桃園駅からホテルまでは、統聯客運のバス(705番-緑色のバス)でも行くことができる。事前の申告がないと、705番のバスはホテル前を通過してしまうので、乗車時に「NOVOTELに行く」と運転手に伝える必要がある。


・スタイリッシュで機能的なホテル

ノボテル台北桃園は2009年に新装オープンしたばかりなので、スタイリッシュで機能的。高層階なら窓から滑走路も眺められる。

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ホテルはチャイナエアライン(中華航空/CI)の経営なので、客室内にはチャイナエアラインの機内誌も置かれている。CI機内誌の表紙は、機内誌とは思えない洗練されたデザイン。更にほとんど全ての記事は、日本語・英語も併記されているので、日本人でも充分に楽しめる。最近は日本語機内誌や日本語ページを廃止する航空会社が増えているので、チャイナエアラインの機内誌のレベルの高さには驚かされた。

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・ホテルから空港へ

AM4:40に起床、身支度を済ませて5:10にホテルのロビーへ。チェックアウトを済ませた後は、ロビーでAM5:00〜6:00の間だけ提供される無料のパンとコーヒーを飲んで待機し、AM5:30発のバスに乗車。 ※パンとコーヒーは、分かりにくい場所にあるので、チェックアウトの際にフロント係りに聞いたほうが良い。

ホテルから空港への送迎バスは、ターミナルごとに分かれて出発する模様だった。スクートは第2ターミナルなので、第2ターミナル行きのバスに乗車する必要がある。(バス2台は多客期だけの対応かもしれない)


・搭乗前日編の感想

ノボテル台北桃園に宿泊すれば、AM6:50発という出発時刻もさほど苦ではない(日本時間で考えればAM7:50発)。


■搭乗当日編(2013/1/5)

・東京行きスクート便のチェックイン

東京行きスクート便のチェックイン締め切りは、出発1時間前のAM5:50だが、今回はAM5:40頃にチェックイン完了。年末年始でほぼ満席のはずだが、ほとんど並ぶことなくチェックインできた。

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チェックインは台湾のレガシーキャリアであるエバー航空(長栄航空/BR)が担当しており、特にLCCっぽさを感じることは無かった。搭乗券も昔ながらの厚紙タイプ。※ちなみにWEBチェックインは無い。

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ビジネスクラス(ScootBiz)は専用チェックインカウンターがあるが、ラウンジ&預け荷物のプライオリティタグは無い。

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・ほとんどの空港施設はAM6:00から稼動!?

早朝だと出国審査官の数が少ないらしく、出国審査には時間がかかった。AM6:00から出国審査官の数が増えるようで、AM6:00を過ぎると出国審査の列は急に短くなった。

AM5:55に出国審査場に並んだ時点では、出国審査後の免税店などは閉まっているように見えたが、AM6:00に一斉にシャッターが開いて営業を開始した。どうやら桃園空港内の施設は、AM6:00オープンの場所が多いらしい。

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・搭乗開始時刻は30分前!?

搭乗券やWEBサイトには、出発1時間前にはゲートに到着するようにと書かれている。単純計算するとAM5:50にはゲートに居なければならないことになるが、実際にはAM6:00オープンの免税店で少し買い物をした後、出発25分位前にゲートに到着しても充分に間に合う状況だった。なおビジネスクラスの乗客向けには、優先搭乗レーンがある。

年末年始なので日本人の乗客が多いが、台湾人&西洋人っぽい乗客もそこそこ居る。西洋人っぽい乗客は、シンガポール(orオーストラリアなど)からの乗り継ぎ客らしい。

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ビジネスクラスは優先搭乗レーンがある。

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・いよいよ搭乗

機内に入るとアテンダントがお出迎えしてくれる。スクートはシンガポールの航空会社なので、シンガポールの法律に則り!?、機内に入る際にアテンダントが各乗客の搭乗券を再確認する。

機内は基本的に英語。日本語を話すアテンダントは1名の模様。中国語も1名のみの感じだった。アテンダントの服装は、女性はHootersのような制服、男性はポロシャツ姿で、ラフなイメージ。

電話応対と同様の「ノリの良いフレンドリーなアナウンス」を期待していたが、機内でのアナウンスは非常に丁寧で期待を裏切られてしまった。

税関申告書や入国カードもキチンと配布してくれる。このあたりの利便性は、レガシーキャリアと同様。

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・機材

約1200円を払えば、シートピッチが広いSuper席(黄色の席)にできるけど、今回は座席指定なしの一般席をチョイス。シートピッチは狭くも無ければ広くも無い。

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シートテレビ&オーディオサービスはないが、希望すれば有料でiPadを貸し出してもらえる。ビデオはもちろん、音楽もないので、肘掛のスイッチはシンプル。読書灯と乗務員呼び出しボタンのみ。

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トイレには、トイレットペーパーなど最低限のものだけが置いてある。シンガポール航空で使い古した中古機材なので、やはり使い込んだ感が感じられる。ScootはBoeing787(Dream Liner)を発注中で、届き次第787に置き換えるらしいので、シンガポール航空のお古の777-200に乗れるのも、あと数年かもしれない。

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・シートポケット

シートポケットには、機内誌・機内販売メニューなどが入っている。このあたりは一般のキャリアと同じだが、すべて英語。機内での支払いはシンガポールドル建て。クレジットカードでの支払い、はSGD10(約800円)以上でないと受け付けてもらえない。

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・機内食

機内食&飲み物は有料で、さらに機内販売品以外の飲食は禁止されている模様。

今回はこのルールを知らずに持ち込んでしまったが、実際には文句も言われないし、空き缶も回収してもらえた。
※空港では液体物の持込が制限されているので、飲み物を買う場合は【出国審査後】に買う必要がある。
※さすがにアルコール類の持込は注意を受けるとの話もあり。

以下のページに「機内販売品以外の飲食は禁止!」と書かれている。
http://www.flyscoot.com/index.php/ja/in-flight-3/food-beverage.html

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エコノミークラスの食事もビジネスクラスの食事も同じ模様。実際には写真のラザニア(他にも予約時に数種類から選べる)にポテトチップと飲み物(ソフトドリンクorビール)が付くらしい。味は「コンビニ弁当」という感じだった。

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・成田到着

予定より約20分早く、成田T2の一番端のスポット96に到着。地上業務はJALが担当。手荷物の受け渡しも早く、日本の入国手続きが終わる頃には、すでに荷物がターンテーブルを回っていた。

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・搭乗当日編の感想

スクートは、WEBや電話での印象とは裏腹に、乗ってみると真面目なエアラインでした。(チェックインはエバーだし、アナウンスも丁寧でレガシーキャリアと差が無い印象。当然ながら!?セーフティーデモも真面目だった)


■全体を通して

・感想

食事、飲み物、シートテレビ、オーディオサービスが無いほかは、普通のエアラインとほぼ同様。飲み物や映画が無いのは寂しいものの、年末年始にも関わらず往復で税&サーチャージ込み約2万円は満足だった。(新幹線で大阪へ行くよりも安い!!)


・注意点

東京←→台北路線は、JAL/ANA/中華航空/EVA/キャセイ/デルタが競い合う激戦路線なので、繁忙期以外なら一般航空会社で往復2万円程度の航空券を探すことも不可能ではない。さらに台北発の時刻がAM6:50と早いので、ホテル代まで含めたトータルコストでは、必ずしもScootが安くなるとは限らないと感じた。

2泊3日〜4泊5日で台北に行くだけなら、ホテルつきのダイナミックパッケージのほうが安いことが多い。

台北桃園空港には、Scootの他にも、Air Asia, JetStar, Peach, Air Pusanなど、LCCが集結し始めている模様。関空やソウル乗り継ぎの経由便まで視野に入れれば、JetStar(東京成田→関西空港→台北桃園)や、AirAsia+Peach(東京成田→関西空港→台北桃園)、AirBusan(東京成田→プサン→台北桃園)など他のLCCを使う選択肢もある。ちなみにピーチは「楽桃航空」らしい。

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